意思決定ガイドのしくみ
情報の見える化
意思決定ガイドは、納得してきめることができるようなしくみを基に作られています。
中立な立場で情報を提示している
意思決定ガイドは、選択肢の情報のバランスを考慮し、どちらか一方を勧めるのではなく中立的な立場で作られており、選択肢が一覧表で比較できるようになっています。
価値観を明確にするものさし(評価基準)がある
自分に合った選択をするためには、選択肢の情報について評価が必要です。この評価を行う際に、1つのものさし(評価基準)より、複数のものさし(評価基準)について検討することが大切です。頭の中で選択肢の評価を行うと、その人が気がかりな物差しだけを頼りにすることになります。
意思決定ガイドには、自分に合った選択をするために、複数のものさし(評価基準)を紹介しています。
書かれている順番にも意味がある
意思決定ガイドは情報がどのような順番で提示されているかを重視して作られています。通常、意思決定ガイドは、まず選択肢の正しい情報を知り、その後に自分が何を大事にして決めたいかを吟味する順番で構成されています。
意思決定ガイドを活用することで、選択肢の利益とリスクについての情報を十分に理解して、自分の価値観や日常生活の影響などに基づいて吟味することができ、意思決定に積極的に参加できれば、決めたことへの満足度が向上し、決めた後も後悔が少なく、QOLを向上する可能性が期待できます。