「信頼できる情報とは」のコンテンツで、「エビデンス」「価値」「資源とニーズ」の3つとしていたところで、「価値」を「価値観」に変えました。図も変えてあります。
元々、英語では、「Values」だったので、それに忠実にしました。書いてある内容は同じなのですが、価値観としたほうが、意思決定における価値観の明確化が必要だということがより明らかになるからです。そして、それに伴い、内容も少し修正して、以下のような文章に変更しました。
「価値観」とは、人々が健康や病気に関する問題を解決するための治療方法やケアなどの選択肢の持つ特徴のどれに価値を置くかです。例えば、家族、仕事や職場、長生き、自分の外観、副作用の有無、お金などのいくつもの価値の中で、どれに重きを置くのかです。「価値観」の元の英語は「Values」で、Value(価値)の複数形です。それは1つの価値だけではなくて、いくつもの価値があるときにどれに優先順位をつけるかという意味です。ここでは、自分の価値観を確認して治療を選ぶが参考になるでしょう。
では、人々の持つ価値観はどうしたらわかるでしょうか。自分の持つ価値観について、それまでの人生や経験をもとに語ること、すなわちナラティブによって表現することです。価値観を確認するには、自分が大切にしたいと思っていること、なかでも何が最も大切なのかを語ることが必要だということです。
コメントする